050324 何にでもさくらさくらってつければいいってもんじゃない ――by黒魔夜昏 * ◆黒マヤコン「シロマヤ、オマエは何になりたいんだ?」 ◇白マヤコン「ん……(遠い目)…透明に」 ◆黒マヤ「トウメイ?それで放っとくとはるさめやくずきりやゼリーや ジュレやなんかばっかり食べてるのか」 ◇白マヤ「それだけじゃないけど、まあね」 ◆黒マヤ「して、なれたのか?透明に」 ◇白マヤ「……ちょっとだけ(照)」 ◆黒マヤ「なっとるかい!寝惚けてんじゃねぇ!!このうつけ者が!」 ◇白マヤ「激昂すると血圧あがるよ」 ◆黒マヤ「ん?なんだこれは?」 ◇白マヤ「イメージ画像というものですよフフ」 ◆黒マヤ「ばかやろう!白マヤの分際で、リサ気取りかよ! 白ってだけじゃねえか。虚偽の申告だ。JARO行きだ!」 ◇白マヤ「黒マヤは本当に嘘と欺瞞がキライなのね。 愛読書『ライ麦畑でつかまえて』とかなんじゃないの? 『みんなインチキなんだ!』とかいって。クスクス」 ◆黒マヤ「黙殺」 ◇白マヤ「口で言ったら、黙殺じゃないって」 ◆黒マヤ「ええい!白黒だったらいいんだろう!これでどうだ!ドン」 ◇白マヤ「く、クロマヤ……あえて何もいわないわ……」 ◆黒マヤ「すまん」 ◇白マヤ「こんなこともあろうかと思って、実はひとむしさんに 我々の図をお願いしてたのです」 ◆黒マヤ「いつのまに」 ◇白マヤ「クロマヤはだって、外に出たらモジモジしてるだけじゃない。 これです。ジャーン」 ※作品の無断転用を禁止します ◇白マヤ「どうです?私、どんどん私たちらしいと思えてきました。 ひとむしさんの描く絵はするめいか系ですね」 ◆黒マヤ「するめいか?君がなにをいわんとしてるのか、 ボクにはさっぱりわからないよ」 ◇白マヤ「なんだか見るたびに好きになっていくのです。 かめばかむほど味がでる、そんなじんわり浸透系を するめいか系と呼びます」 ◆黒マヤ「どっちがどっちなんだ?」 ◇白マヤ「どっちがどっちか…どっちもマヤコンなので、とひとむしさん がいっておられます。たしかに世の中グレーだもんね」 ◆黒マヤ「そうか…!仏教用語で、中庸というのがあるだろう。 光と影 善と悪 白と黒 その対極のものは実は全部同じ、表裏一体なのだ オマエがお金をおとすとするだろう。これは損だ しかしそれを拾った人からすると、得である 世界のバランスからすると、何もかもプラマイゼロなのだ ひとむし様はそれを絵で体現なすっているんだな おい、こら、聞いてるか」 ◇白マヤ「わ わ わ わ わ」 (白マヤ、わわわと言いながら耳に手をあてパフパフして 外界の音を遮断している) ◆黒マヤ「フッ…まあいい。そうやって、チュッパチャップス舐めながら モテ髪研究でもしているがいいさ。 だがな。オマエがそうしてる間にも、 宇宙は膨張してエントロピーは増大しつづけているのさ。 忘れるな」 ◇白マヤ「エントロピーが増大している間にも、髪はのびつづけているし 春なのよ!新しい季節なのよ!的はずれはドッチ?」 ◆黒マヤ「わ わ わ わ わ(ミミパフパフ)」 ひとむしさん、どうもありがとう
by mayakoon
| 2005-03-24 15:00
| 白マヤコン
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